当コラムは昭和57年(1982年)創業のインペリアル・エンタープライズ株式会社によるものです。ファッションに関するさまざまな情報を発信しています。
着痩せのコツは、自分に合った服を着ること

着痩せコーデをマスターするなら、自分の体型を理解するとともに、どんなアイテムをどんなふうに着こなせばスッキリ見えるのかを知ることが大切です。
普段コーデの中には、自分に似合っているアイテムや好きなジャンルの服などがあるかもしれません。
実は、似合っているアイテムやシルエット、ジャンルというのは、着痩せして見えるコーデだったりすることも多いもの。
つまり、着痩せコーデを極めるなら、自分に似合う服は何かを知ることがとても大切です。
そのためには、以下の2点がポイントになります。
- 体型(骨格)に合わせた服を選ぶ
- 色の組み合わせを考える
詳しく説明しますので、参考にしてください。
体型(骨格)に合わせた服を選んで着痩せする

着痩せコーデでは、自身の体型(骨格)に合ったアイテムを選ぶことがとても大切です。
骨格や体型がもたらす印象などによって、自分に似合う服のラインは異なります。
何が似合うかを知ることで、着痩せして見えるファッションコーデをマスターしやすくなります。
骨格には大きく分けて、以下の3つに分類できます。
- ストレート
- ウェーブ
- ナチュラル
それぞれの骨格タイプに合うコーディネートの仕方をご紹介します。
ご自身の骨格タイプを知りたい方は、「骨格診断で自分に合った服を着よう」の記事をご覧ください。
ストレートタイプはIラインの服を着る
上半身に重心があるメリハリ体型の人は、ストレートタイプに分類できます。
もともと細い人なら、あえて着痩せコーデをしなくても良さそうですが、全体のバランスをすっきり見せるならIラインを意識したアイテム選びをするとよいでしょう。
Iラインを作れるアイテムは、トップスにもボトムスにも横に広がりすぎないアイテムを選ぶのがおすすめです。
ボディラインを強調するアイテムを選ぶ必要はありませんが、縦のストレートラインを意識したアイテム選びとコーデをすることによって、着痩せ効果が期待できます。
腰の位置が高くメリハリのある体型が特徴ですが、オーバーサイズやビッグシルエットの服は体のラインが大きく見えてしまうので注意が必要です。
また、かわいく見せたい場合はレースやフリル、リボンは避けて、小さめの装飾を選びましょう。
ウェーブタイプの人はAラインの服を着る
下半身に重心があるスマート体型の人は、ウェーブタイプに分類できます。
この体型の人が着痩せアイテムを選ぶなら、Aラインを意識したコーデがおすすめです。
トップスはキュッと引き締め、ボトムスにフレアスカートやワイドパンツなどを合わせることで、全体がAラインにまとまり、下半身をすっきり細く見せてくれます。
女性らしい体型なので、どうしてもかわいくなりがちです。
格好よく決めたいのであれば、細身のボトムかスカートにすると全体としてスッキリします。
ナチュラルタイプの人は、ラフさが感じられる服を着る
骨格がしっかりとしているナチュラルタイプの人は、タイトな服を着ると全体的な骨格のフレーム感が強調されてしまうので避けた方が無難です。
なので、ゆったりとしたサイズの服やボリューム感のある服など、ラフさを感じられる服がおすすめです。
フォーマルなどでラフさがNGな場面では、ゆったりめのスーツやワンピースなど、体のラインが出にくいものがいいでしょう。
ファッションモデルにもナチュラルタイプの人が多いので、どうしても凛々しくなりがちです。
かわいくキュートに見せたいのであれば、ふんわり素材やオーバーサイズを選ぶといいでしょう。
色の組み合わせを変える
ファッションは、同じデザインのアイテムでも色が変わることで着痩せして見えることもあれば、逆に着太りして見えることもあります。
同じ色でもトーンが変われば、鏡に映る自分の印象は変わるはずです。
着痩せコーデでは、どんな色に注意すればよいのでしょうか?
淡い色×淡い色

ホワイトやパステルカラー、ベージュなどの淡いカラーは、全般的に「膨張色」と呼ばれています。
着太りして見える膨張色には、淡い色に加えてオレンジやピンクなどの暖色系カラーも含まれてるのですが、これらの色は光が反射しているように見えるという特徴があります。
トップスとボトムス、そしてアクセサリーなどをすべて淡い色にしてしまうと、全体的に膨張して見えるため、残念ながら着痩せ効果を期待することは難しいでしょう。
もしも膨張色をアイテムとして選ぶなら、色のトーンをできるだけ濃い(暗い)ものにすることで着痩せ効果が期待できます。
また、色の重さにも注意して、色が濃いものは下半身に持っていくことで縦のラインが強調されます。
淡い色×寒色系

ブルーやブラックなどの寒色系のカラーは、「収縮色」と呼ばれており、着痩せ効果が期待できます。
寒色系は影のように見えるという特徴があり、アイテムも面積を小さく見せてくれるのです。
ただし、寒色系だけでトップスとボトムスを合わせてしまうと、全体的に重たくどんよりした雰囲気になりやすいため、注意しなければいけません。
寒色系と淡い色を合わせるなら、トップスにはトーンが明るい薄めの色を持ってきて、ボトムスに暗い色を合わせることで、全体のバランスがまとまります。
寒色系で挟む

着痩せしないことはわかっていても、膨張色が大好きだという人はたくさんいます。
そんな時には、膨張色アイテムを寒色系で挟むというコーデをしてみてはいかがでしょうか。
特に、細くスタイル良く見せたい部分に寒色系を持ってくることで、色が持つ効果を最大限に活用したおしゃれコーデが可能となります。
淡い色から濃い色に

着痩せコーデでは、全体が上から下に向かって淡い色から濃い色へ移行するようにまとめるのがポイントです。
色のトーンが散らばってしまうと、全体的にバラバラした印象を与えてしまい、着痩せ効果を期待することは難しくなってしまいます。
トップスには淡い色、ボトムスには濃い色、ベルトや靴などのアクセサリーで引き締め効果を狙うなど、着痩せ効果のあるコーデでも楽しみ方は多種多様です。
着痩せは誰でもできるもの
着痩せする人は、生まれ持った体型がそうするのではなく、自分の体型や色の組み合わせを上手に活用している人に他なりません。
ですから、基本的には誰でも着痩せすることは可能です。
ぜひ、自分の体型に合った洋服のラインや色の組み合わせを意識してみてください。
着痩せする人の特徴を知りたい方は、「着痩せする人は特別? 誰でもできる簡単着痩せテク」の記事をご覧ください。
参考:
色彩および柄が着やせ・着太りに与える視覚効果|鈴木 ちひろ, 廣瀬 直美, 鬘谷 要(和洋女子大学紀要 = The journal of Wayo Women's University 50 2010.03 p.1~10)
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